「肉体的デキは良くないけど、精神的デキは最高」っていう典型のような夜......
僕はそれほどウマいプレイヤーじゃないし、第一、そんなものは端から自分に求めてなんかない。
音楽の本質なんて、そんなところにはないからね。
あくまでも「技術」は、「精神」の傍流であり、あればあった方がより高い次元に進めるというだけのもので、絶対条件じゃないというのが、僕の考え方だ。
故に、僕のライヴは、「音量 + 音圧」と「ソウル」の"掛け算勝負"が基本。
それは、前に、しゅん兄さんが書いていた、「大衆音楽の真髄に潜む"狂気"」がそのプレイヤーに降りてきてくれるのか? って事とも密接に関係している。
どんなにテクニカルでも、「猿回しの猿」にしか思えないプレイヤーもいれば、たどたどしくても、十分にソウルフルなプレイヤーもいるって事。
だから......簡単に言えば、その音楽が「本物」か「借り物」か? っていうのは、30秒も聴けば分かるものだ。
それだけの耳は持っているつもりだ。
長くなっちゃったけど、ミスは多かったものの、そういう意味で、凄くいい夜だったと思う。
いつもラストの 'Rockin' In The Free World' で、ギターを叩くんだけれど、昨夜は、たった「一撃」で、1・3弦の2本を同時に切ってしまった......というのが、何よりの「誇らしい証拠」みたいなものだ。
川内さんのリクエスト、'Like A Hurricane' は本当に久し振りの演奏だった。
エンディングでは、アコギにフランジャーかまして、渦巻くギターの中での長尺ハープ・ソロっていう趣向を試してみたけど......音色的に、所謂「ジェット・サウンド」ってヤツを出したかったんだけれど、アコギだからか、ちょっと違う感じだったなぁ。
そこは、研究の余地有りだ。
僕のハープ、メグミさんのような「本物」からすると、ピーヒャラ・ピーヒャラ吹いてるだけなんだれど、ある意味、ハープらしい吹き方は最初から捨てていて、如何に「血が滴るようなギター・ソロ」のフィーリングに近づけるか? ってとこでトライしている。
そういう観点から見てもらえれば、まあまあのソロだったんじゃないかな?
オリジナルの 'Love Song' を基点にした、いつもの長尺メドレーは、いつも、ほぼ70〜80%はその場のフリー・インプロビゼーションなんだけど、昨夜の演奏は、90%がフリーだったような感じ......
だから、まったく予想していないような展開をしてしまった。
前に、メグミさんとコメント欄で James Brown の話をしていたのが頭に残っていたんだろう。
本当に、突如どこからともなく James Brown が降りてきて、彼の曲を僕に演奏させてしまったんだ。
それも、何だか手が混んでて......
'Hot Pants' っていう曲のリフを弾きながら、何故か口から出てくるメロディは 'Make It Funky' っていう......
The Jackson 5 の 'Never Can Say Goodbye' は、一応、歌詞だけはメモしてきていたものだ。
勿論、ただの1回も、ポロリとも弾いた事はない。
だからか......随分と唄をハズしちゃったけど......マイケル君追悼という事で......
僕みたいな冴えないのが、ムーンウォークするよりはいいでしょう??
実はちょっとだけ、自宅で、同居人相手にムーンウォークを「ご披露」してみたところ、「土俵際に後退する力士」みたいだと言われちゃって、断念......(笑)
やっぱり僕は、ギター叩いてる方が性に合ってるようだ。
ところで、昨夜は、とんがりボウシさんの「アコギ・フリー・ライヴ」3周年記念という事だったんだ。
で、出演回数が多い方 1〜5位迄の表彰式(??)みたいなセレモニーがあったんだけど、びっくりしちゃった。
僕が5位に入ってただなんて......純粋に驚いた。
ずっと地元で活動している年上のベテランさんばかり見てきていたから、ずっと「新参のよそ者」って感覚のままだったのでね。
だから......何だかやっと、本当の「仲間入り」を許されたような気がして、単純に嬉しかった。
おまけに、こんなもの(↓)まで頂いちゃって......


兎に角、3周年おめでとうございます。
柳川コネクションを別とすれば、「とんがり専属」として、格好だけでも「最もトリを勤めたミュージシャン」っていうのが僕の誇りです。
最後に、お誕生月だった、りっちゃん、もも姉さん、龍虎堂さん、西山さん、松尾さん、おめでとう。
おかげで......またしてもケーキにありつけました。
セット・リストは
ここ です。
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