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「アコギ・フリー・ライヴ Vol. 40」

2009-10-25 (Sun) | 16:02

 リハビリ中 の身の上だし、左手のけが を抱えた中のステージ......正直、上がるのが怖くてしょうがなかった。

 まして、僕の直前が、とんがりマスター率いる わらしべ ⇒ じゅんZee + メグミさん という流れで凄く盛り上がってて......

 ステージを前にして、心から逃げ出したいような心境だったんだ。



 兎に角、左手が痛くて、ジワジワと包帯に血が滲んでくる中、何とか演り終えた感じ。

 全然、演奏の質がどうとかいういう次元じゃなかったけど、今の状態なりに、出来る限り一生懸命演奏したつもりだ。



 有り難かった。

 色んな人から、けがの事で声を掛けてもらったり、いつもならステージで腑抜けた演奏をしてると「いつもと違うぞー」なんてヤジられるところなのに、「無理するなー」なんて言ってもらったり......



 じゅんZeeさん、エイジさん、古賀さん始め、色々とお世話になりました。

 メグミさんの「いいステージだったよ。」という言葉に少しホッとさせられました。

 マスター、姉さん、凄く気を使って頂いてるのは痛い程伝わってきます。

 必ずや、またいい演奏が出来るようにがんばります。

 皆さんありがとうございました。



 セット・リストは ここ です。

Wizard In L.A. - Part 2

2009-10-15 (Thu) | 20:18

 昨日、ここ で書いた、L.A.でのさよならパーティーの演奏......

 事前にそのリハーサルを、ホームステイ先のリヴィングでホスト・ファミリーを前にしてやったんだけど、これ(↓)は、丁度ノッテきたところを捉えたショットだ。


Wizard In L.A. - Part 2
"Wizard In L.A. - Part 2"


 やはり、左側で白いエレキを演奏しているのが僕、右側でアコギを演奏しているのが当時のバンド仲間O君だ。



 我ながら......何とも楽しそうな笑顔で演奏しているなぁ。

Wizard In L.A.

2009-10-14 (Wed) | 22:12

 ふっと、この時(↓)の事を思い出していたんだ。


Wizard In L.A.
"Wizard In L.A."



 日付は......1987年3月15日、数日前に22才になったばかりの頃、L.A.のとある学校で開かれた、ホームステイ一団のさよならパーティーでの1コマだ。

 写真左側、白のストラトキャスター風エレキを弾いているのが僕、右側でボーカル&アコースティック・ギターを演奏しているのは、当時のバンド仲間のO君だ。(一緒にホームステイしていた。)

 勿論、楽器・機材類は全て借り物......イヤに弦高が高く、弾き辛いギターだった事をよく憶えている。



 多分このショットは、東洋人の若造のくせして、アメリカ人相手に、一端のブルース・ギター・ソロをカマシテいるところだと思う。

 そう、例の如く、この頃から、2〜30分1曲の長いインプロヴィゼーションを演っててね。

 その長いインプロヴィゼーション中でのブルース・セッション風パートの演奏ショットだ。



 それが今じゃ......仲間内の前でさえ、自分の演奏にビクつく、腑抜けたソウルのカケラもない野郎に成り下がったままだ。

 何とかがんばって、またいい演奏が出来るようになりたいものだね。

「アコギ・フリー・ライヴ Vol. 37」

2009-07-26 (Sun) | 16:20

 著しく消耗してしまった夜......

 今、この時間(7/26 日曜日 16:10PM)になってやっと、ベッドから起き上がれたところでね。



 自分としては、飛びぬけてソウルフルで激しく演れた......と感じられたので、その意味において、出来のいい夜だったと思う。

 勿論、ミス・トーンやリズムの「ヨレ」なんてのは当たり前......ライヴの時にそんな事を気にしてたら、こじんまりとした「予定調和」的演奏なってしまい、「コンビニで流れている軽量級のお手軽ミュージック」と大差ないシロモノに成り下がってしまう。

 レコーディングは完成ヴァージョンを作る作業だから、より完成度の高い演奏、ボーカルを目指すわけだけど、ライヴは別物だと思う。

 一度放たれた音は、二度と還ってくる事はない......

 だから、その一度限りの音-----その時の感情、体調、周辺環境(オーディエンスの反応も含む)によって生まれてくる音-----を、「捕まえ」きれるか、どうか?.......そこに集中したい。



 何だか、いつもと「降りてくる」、その降り方が違っていた。

 そう、心臓の毛細血管の隅々にまで、「降りて」きて、「入り込んだ」ような感覚......

 具体的には、ギターのリズム・ワークが冴えていた。

 出だしの初演曲、'Everybody Knows This Is Nowhere' から、いい感覚でスタート出来たし、オリジナル 'Love Song' を基点にしたいつもの長尺メドレーも、そのリズム・ワークを原動力に、本当に予想もしていないような地点にまで演奏が展開出来たような気がする。

 お決まりのラスト曲 'Rockin' In The Free World' も、自然発生的に新しい展開のヴァージョンが生まれた感じで......



 因みに、セット・リスト に書いてある曲は、具体的な特定の曲のメロディを唄ったり、リフを弾いたりした場合にのみ明記しているのであって、その間に数多く挟まれているその場限りのフリーな演奏は、ほとんどが瞬間瞬間のアドリヴなわけで、故に、オリジナルと言えばオリジナルなわけだけど、勿論特定の曲タイトルなどはないわけだから、明記していないんだ。

 まぁ、セット・リストには書かれていないフリー・インプロヴィゼーションや長いハープ・ソロなんかが、全演奏の半分以上を占めているんじゃないかな?



 オリジナルの 'Soul Drifter' のピアノ弾き語りだけは余計だったなぁ......

 ずっと、アコースティック・ピアノなんて触ってもいなかったので、右足のサスティン・ペタルの操作があまりうまくいかなくてね。

 コード・チェンジの度に、音が濁ってしまうような感じで......

 いい曲だと思うんだけど......少し、曲に弄ばれてる感じだ。



 ここ で書いてた、古賀さんのご尽力のおかげもあって随分と弾き易いギターになってた事も影響してか?......またしても......5曲で50分の演奏時間......

 この前、こんな事 を書いておきながら......

 それなりの演奏が出来た事に安堵感を覚える一方で、申し訳ない気持ちもあって......複雑な心境......

 特に、今頃演奏しているであろうりっちゃんと、多分PAやってるであろうとんがりマスターには心苦しくてね。



 セット・リストは ここ です。



 P.S.

 ステージもはね、夕ご飯を頂き、一頻りの世間話も終わった後、とんがりマスターが僕の Martin HD-28 の古賀さん改造効果を確かめてみたいって話になって......

 ステージで「干されて」いた??(僕のステージは洪水のような汗と共に終了する!!) HD-28 を弾いたマスター......お気に召して頂いたみたいで......

 で、そこに、じゅんZEEさんも登場して......いいお言葉を頂いたりもして......

 古賀さんに改造してもらって、本当に良かったって思っている。



 で、他人が弾く我が愛器 HD-28 の音を聴くと......いいんだよね、これが.....

 左指の先が痛くて、また1ヶ月位、ギターなんて見たくもないって思っていたのも束の間、自分で弾きたくなっちゃって......

 ギターをマスターから戻してもらい、弾き始めたところ......何とタイミングいい事に、マスターはカホーンに座って僕のギターを弾いていたわけで......

 そのまま、'Down By The River' のセッションに、自然発生的に突入......

 すると......右耳に入ってくるギター・ソロ......

 何故か、客席には、じゅんZEEさんご自慢の1930年代製の枯れたギターを弾くエイジさんが......

 お客さんは、じゅんZEEさんとりっちゃんのみ......

 ミュージシャンの習性ってのは恐ろしい......

 本番さながらのステージ・アクションになっちゃってね。

 ちょっとした、お楽しみの一時って事で......

「答案用紙」

2009-07-21 (Tue) | 20:14

 珍しく、数日間ブログ更新をしなかったんだけど......

 頭痛が酷くてね。

 土曜日には病院に運ばれてしまった......

 例の如く、点滴を受けたもののあまり利かなくて......

 昨日まで調子が悪かったんだ。



 ところで、早いもので、もう前回のフリー・ライヴから1ヶ月経とうとしている。

 何でも今月は、出演者多数との噂も耳にしているんだけど......



 ライヴというと......実は、かなり気にしている事がある。

 いつも、とんがりマスターには頭を下げているんだけど......演奏時間の件......

 皆さん、お行儀良く、3曲 or 20分程度の枠を守ってられるのに、どういうわけか、僕は守れた例がない有様で......

 今日は、いいペースだった......って感触の時で、大体30〜40分位、演奏してしまっている。

 ヘタすると、50分とか......

 アンコールでも来た時には、「これでも降参しないか?」って位、ムキになってわざと「長く・ウルサイ曲」を演奏しちゃうので、あの夜 みたいに80分に及んだ時も......



 皆さん、ごめんなさいね。

 本当に、わからなくなってしまうだよ、一旦ステージに上がっちゃうと......

 だから......実は......「トリ」ってのは名ばかりで、後ろの出演者にご迷惑を掛けない為の、単なる「進行」上の理由による計らいなんだろうなぁって思う。



 それでも......そんな「猿芸モドキ」の「訳のわからんノイズ」を、毎度毎度、深夜遅くまで残って見て行ってくれてる方々も、ちょっとばかりいるみたいなので、死んでも手抜きなんかしたくない気持ちでいっぱいだ。

 そんな気持ちでいっぱいになると......また長くなる......またウルサくなる......

 そんな事をやってると、店の閉店時間も遅くなっちゃって、明くる日も営業されるのに、マスターはじめスタッフの方々も、しんどくてしょうがないんじゃないか?-----などと考えてみると、やっぱり申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

 でも......少しでも「質の高い、ソウルのある演奏」をしてこその、お店へのご恩返しだとも思うので、そういう気持ちでいっぱいになると......また長くなる......またウルサくなる......



 結局のところ、僕の思考回路に答えは存在しない。

 でも、演奏も、人間関係も、精一杯がんばらない事には、「答案用紙」にすら手も届かないような気がする......

「アコギ・フリー・ライヴ Vol. 36」

2009-06-28 (Sun) | 15:40

 「肉体的デキは良くないけど、精神的デキは最高」っていう典型のような夜......



 僕はそれほどウマいプレイヤーじゃないし、第一、そんなものは端から自分に求めてなんかない。

 音楽の本質なんて、そんなところにはないからね。

 あくまでも「技術」は、「精神」の傍流であり、あればあった方がより高い次元に進めるというだけのもので、絶対条件じゃないというのが、僕の考え方だ。

 故に、僕のライヴは、「音量 + 音圧」と「ソウル」の"掛け算勝負"が基本。

 それは、前に、しゅん兄さんが書いていた、「大衆音楽の真髄に潜む"狂気"」がそのプレイヤーに降りてきてくれるのか? って事とも密接に関係している。

 どんなにテクニカルでも、「猿回しの猿」にしか思えないプレイヤーもいれば、たどたどしくても、十分にソウルフルなプレイヤーもいるって事。

 だから......簡単に言えば、その音楽が「本物」か「借り物」か? っていうのは、30秒も聴けば分かるものだ。

 それだけの耳は持っているつもりだ。



 長くなっちゃったけど、ミスは多かったものの、そういう意味で、凄くいい夜だったと思う。

 いつもラストの 'Rockin' In The Free World' で、ギターを叩くんだけれど、昨夜は、たった「一撃」で、1・3弦の2本を同時に切ってしまった......というのが、何よりの「誇らしい証拠」みたいなものだ。



 川内さんのリクエスト、'Like A Hurricane' は本当に久し振りの演奏だった。

 エンディングでは、アコギにフランジャーかまして、渦巻くギターの中での長尺ハープ・ソロっていう趣向を試してみたけど......音色的に、所謂「ジェット・サウンド」ってヤツを出したかったんだけれど、アコギだからか、ちょっと違う感じだったなぁ。

 そこは、研究の余地有りだ。



 僕のハープ、メグミさんのような「本物」からすると、ピーヒャラ・ピーヒャラ吹いてるだけなんだれど、ある意味、ハープらしい吹き方は最初から捨てていて、如何に「血が滴るようなギター・ソロ」のフィーリングに近づけるか? ってとこでトライしている。

 そういう観点から見てもらえれば、まあまあのソロだったんじゃないかな?



 オリジナルの 'Love Song' を基点にした、いつもの長尺メドレーは、いつも、ほぼ70〜80%はその場のフリー・インプロビゼーションなんだけど、昨夜の演奏は、90%がフリーだったような感じ......

 だから、まったく予想していないような展開をしてしまった。

 前に、メグミさんとコメント欄で James Brown の話をしていたのが頭に残っていたんだろう。

 本当に、突如どこからともなく James Brown が降りてきて、彼の曲を僕に演奏させてしまったんだ。

 それも、何だか手が混んでて......

 'Hot Pants' っていう曲のリフを弾きながら、何故か口から出てくるメロディは 'Make It Funky' っていう......



 The Jackson 5 の 'Never Can Say Goodbye' は、一応、歌詞だけはメモしてきていたものだ。

 勿論、ただの1回も、ポロリとも弾いた事はない。

 だからか......随分と唄をハズしちゃったけど......マイケル君追悼という事で......

 僕みたいな冴えないのが、ムーンウォークするよりはいいでしょう??

 実はちょっとだけ、自宅で、同居人相手にムーンウォークを「ご披露」してみたところ、「土俵際に後退する力士」みたいだと言われちゃって、断念......(笑)

 やっぱり僕は、ギター叩いてる方が性に合ってるようだ。



 ところで、昨夜は、とんがりボウシさんの「アコギ・フリー・ライヴ」3周年記念という事だったんだ。

 で、出演回数が多い方 1〜5位迄の表彰式(??)みたいなセレモニーがあったんだけど、びっくりしちゃった。

 僕が5位に入ってただなんて......純粋に驚いた。

 ずっと地元で活動している年上のベテランさんばかり見てきていたから、ずっと「新参のよそ者」って感覚のままだったのでね。

 だから......何だかやっと、本当の「仲間入り」を許されたような気がして、単純に嬉しかった。

 おまけに、こんなもの(↓)まで頂いちゃって......


フリー・ライブ出演回数入賞カップ(表)


フリー・ライブ出演回数入賞カップ(裏)


 兎に角、3周年おめでとうございます。

 柳川コネクションを別とすれば、「とんがり専属」として、格好だけでも「最もトリを勤めたミュージシャン」っていうのが僕の誇りです。



 最後に、お誕生月だった、りっちゃん、もも姉さん、龍虎堂さん、西山さん、松尾さん、おめでとう。

 おかげで......またしてもケーキにありつけました。



 セット・リストは ここ です。

ケーキの助け

2009-06-27 (Sat) | 01:41

 さっき ここ で宣言した通り、今、ウォーキングから帰宅。

 深夜だから、それ程気温が高いわけではないけれど、何分、湿気が凄い。

 だから、異様な程、汗が出る。

 Tシャツは、絞れば汗が滴り落ちるような状態......



 で、90分のウォーキング中、半分位は Neil Young の 'Like A Hurricane' をリピートして聴いていた。

 先月、ここ で書いたような経緯で、明日のライヴ ではこの曲を演奏しなくちゃいけないんだ。

 この曲、演奏そのものは簡単なので、それ程神経を使わなくてもいいんだけれど、精神的に、「発狂状態」になれるかどうかで、その出来は180度違ってくるという、プレイヤーのソウルを試されるタイプの曲なだけに......ケーキの助けがぜひとも必要......という事で、勿論......モチベーション200%だね。

また今月も......

2009-06-22 (Mon) | 20:17

 今日、とあるミュージシャン2人と話していた時の事......



 いつもラストに演奏する 'Rockin' In The Free World' で、必ずギターのボディを「グー」で強打する事の話題になって、「あれ、いつギターのトップが割れるかって考えると気が気じゃないよ。」って言われた。

 まぁ、これはよく言われる話ではあるんだけど......

 こっちは「人格」変わっちゃってるからね、ステージ上がると......致し方ない。



 で、トップ割れ防止対策の話になって......結局、叩かなきゃいいわけだけど.....

 でも、その時、思った。

 「もし、叩かなくなったら、お客さんが許してくれないだろうなぁ......」ってね。



 で、そこから想像が展開しちゃって......

 「もしかして、いつも僕を見てくれているお客さんは、ボディが割れる正に"その瞬間"の立会人になりたくて、毎月毎月僕のステージに通ってくるんじゃないだろうか?」って......



 その2人のミュージシャンが大きく頷いてみせるところを見る限り、あながち間違いでもないらしい......



 また今月も、ライヴが近づいてきてしまった......

 お願いです。

 各地に生息しているらしい「ニセWizard」諸君、もう少し練習して下さい。

 あなた方も、並み居るミュージシャン群をおさえて、輝かしい「トリ」をやりたいでしょう?

 だったら、もう少し強く、ボディを叩く事です。

 僕より強く叩けたら......喜んで「トリ」は譲りましょう。



 P.S.

 「彼女」、年が気にならないのは、君が十分若いからだよ。

 僕みたいに、頭のテッペンからつま先まで「劣化」して、決定的に冴えなくなっちゃって、女の娘にとって「空気」みたいな物体に成り果ててしまうと、それはそれで辛いものだよ。

「Candy Dogさよならパーティ的なもの」

2009-06-16 (Tue) | 01:01

 僕の前に誰もナシ、僕の後ろにも誰もナシ......

 完全に、「年齢的」に浮いてました......

 あの場で、僕みたいなロック色の濃いヤツを、昨日書いた Howlin' Wolf みたいに、マナコをギラつかせて演ってたらマズいんだろうなぁーって思い、どことなく抑えたトーンで演奏しちゃったなぁ。

 大体端から、ピックをいつもの "Heavy" じゃなくて、"Medium" を選択した時点で、パワーは抑え気味を意図していたわけだし......



 タロウ君とは、完全ブッツケ本番......よく合わせてくれたと感謝しています。

 あとは、セッションを重ねれば、お互いの手の内が想像出来るようになるわけだから......

 今後が楽しみです。



 あと、またもや何だかわからないうちに、ヤナサン絡みで8月に、福岡でのライヴの予定が入っているらしい......

 経緯上、出来る限り出るように努力すると返答......

 どうしても仕事の都合でアウトの時は......何でもヤナサンの変態ギタリスト ミッチーが、帽子とサングラスで Wizard になって出るらしい......

 伊万里に続いて、地元柳川にも「ニセwizard」が出現か?!



 その他の出演者、Yajirobe君、Ton君、スタッフ一同の皆様、お疲れ様でした。



 セット・リストは ここ です。

僕に余裕はない。

2009-06-11 (Thu) | 00:14

 僕に余裕はない。

 ヘタでも一生懸命に演奏するしか能がないミュージシャンだ。

 そりゃ、ウマい人を見ると、一瞬、羨ましく思える事もある。

 そして、心の中では常に覚悟しているところがある。

 いつかこう言われるかもしれないって......「ヘタですね。」って......

 でも、今は汗を出して、もう2度と演奏したくないって思えるまで、1回1回を全力で演奏するしかない。

 だからこそ......絶対アルペジオなんかステージではしたくない。

 一人か二人かでも、「ぐっときて」くれる人がいてくれればいいんだ。

 何れにしたって、心から気持ちを共有出来ると思える方々に向かってしか演奏してないんだから......

「自己陶酔」

2009-06-10 (Wed) | 23:24

 今日、とあるミュージシャンと話をしていた時、「ステージでやったら恥ずかしい事」の話題になった。

 例えば......ベーシストでチョッパー・ソロをこれ見よがしに演るのが、何だか一昔前の「テクニック至上主義の悪しきフュージョン」みたいで恥ずかしいとか、ギター・ソロになると、指先のビブラートの回数の倍位早く、"顔をビブラート"させる、所謂「顔で演奏するギタリスト」だとか......

 あと、あの「ショルキー」とでも言うのか、ギターみたいな形のキーボードをストラップで肩から下げて、長いシンセ・ソロをとるプログレ系鍵盤プレイヤーもかなり恥ずかしい気がする。



 ただ、その時の話で伝えきれなかった事がある。

 「顔」や「体」で演奏するのが全て恥ずかしいというのではないって事......

 それを言ったら、僕自身が多分、一番恥ずかしい部類になる。

 分岐点は、ただ一点......

 そこに、「自己陶酔」が入っているかどうかだと思う。

 ナマナマしい、剥き出しの感情の発露として、「顔」や「体」が反応するのは、逆に素晴らしいと思う。

 じゃなくて、「オレって格好いいだろう?」とか、「このプレイは凄いだろう?」とかいう「自己陶酔」が見えた瞬間に、所謂「ヴィジュアル系」と大差のない、陳腐な「サーカスもどき」に成り下がってしまうような気がしてしようがない。

 わかってもらえただろうか?

「アコギ・フリー・ライヴ Vol. 35」

2009-05-24 (Sun) | 03:11

 今晩のステージは......疲れちゃった。

 なかなか、ステージから降ろしてくれない方々がいた様子で......

 後で聞いたところでは、80分位演ってたみたい......

 でも......僕のような程度の演奏で2度もアンコールさせて頂くなんて有り難い話だ。



 今晩は調子が最低だったなぁ。

 チューニングもシッチャカメッチャカだし、弦の種類を変えたせいなのか、妙にキンキンした感じの音も何だかしっくりこないし、ハズすは、ミスるはで......

 勝手に弦かえちゃったので、PAの方も調整し辛かったみたいで、かえってご迷惑をかけてしまった......



 特に、昨日作った新曲 'It's A Dizzy World'......演奏した事ないのをぶっつけ本番ってのは、やっぱりダメだね。

 でも、どうしても演奏したかったんだ......あの場所で演奏する事に意味がある曲なので......

 あまりに酷くて、途中で止めちゃったけど......



 おまけに、オリジナル 'Love Song' からインプロビゼーション展開していく、いつもの長いメドレーも、せっかくとんがりマスターに入ってもらったのに、またしても......ハープ装着忘れでして......

 ハープ・ソロなしで、ギターだけで展開するハメになっちゃった。



 あと、川内さんのリクエスト 'Like A Hurricane' にお答え出来なかったのも残念......

 演奏はいつでも出来る曲なんだけど、歌詞が何処にあるのやら......って感じで断念......



 やっぱり......久々に若い女の娘達から見られてるのかって思うと......柄にもなく緊張しちゃったってのが......修行不足だなぁ。

 せっかくファンファンちゃんも見に来てくれたのに、ごめんなさいね、酷い演奏で......



 でも、本当に精一杯演奏したんだ。

 次回は、もっとがんばります。

 有難うございました。
 
 セット・リストは ここ です。

モチベーション200%

2009-05-18 (Mon) | 22:51

 今日、とんがりボウシさんでランチ食べてる時に、耳にした話によると-----いつも僕がステージに上がると、ライヴ会場から隣の喫茶の方に避難する人達がいるらしい......

 何でも、夜の11時にあのデカい音は耳にくるらしい......

 隣の喫茶の方で聴いてて丁度いいとの声も......



 最高だね。

 Fuck you だぜ、この野郎。

 そんな事言われると......もっとデカい音出したくなるじゃないか?

 そのデカい音でイカれた耳と、はみ出してきた脳みそにこそ、リアルなソウルが宿るってなもんだ。

 これでモチベーション200%だ。

「G.W.スペシャル企画 ! ゴールデン・フリー・ライヴ」

2009-05-05 (Tue) | 13:36

 急な話だったんだけど、お声が掛かったもので昨夜、とんがりボウシさんの「G.W.スペシャル企画 ! ゴールデン・フリー・ライヴ」に出演してきた。

 急な話だったので、「多分、少ないんだろうなぁ。」って思い、こんな時にこそご恩返ししなくちゃって事で、個人の予定変更をして、何とか出させて頂いた。



 でも本当は演奏する気分の夜じゃなかったんだ。

 仕事で凄く疲れきっていたし......

 で、なんだか、気分も乗らないし、左指も痛いし......今晩は演奏したくないなぁって思ってたら、西さんが来て、「今晩一緒に演ろうよ。」ってな事になっちゃって......

 やっぱり、他人の演奏に乗っかるのに、やっつけ仕事みたいなのはダメだな。

 指が痛かったので、とんがりマスターのエレキを借りて演奏したんだけど、何せ、まともに曲を把握していない......

 コードでカッティングを添えたくても、恐る恐るにしか出来ないし、そっちに気を取られてたら、コーラスはほとんどすっ飛ばすし、アンプはハード・ロックみたいに歪んでいるし......

 西さん、本当にごめんね。

 恥ずかしい演奏をしちゃった......

 穴があったら入りたい気分です。



 そんな経緯で、自分の演奏も気が抜けたように聴こえていたんだと思う。

 長尺メドレーの途中、CCR の 'Bad Moon Rising' のパートを演ってる時、メグミさんととんがりマスターが乱入.......というより、見るに見かねて!?.......冴えない演奏を精一杯盛り上げようとサポートして頂いて助かりました。

 やっとそこで火が付いた感じで......

 短い時間だったけど、このセッションは凄く楽しかった。

 コード楽器が自分一人なので、昔やってたバンド(ギタリストは僕だけ......あとはボーカル、ベース、ドラムだった。)の時みたいに、僕がコードとか、リズムとか、リフとか、強弱をフリーに展開していく形がとれたので、決まりきった枠内で、リード楽器がソロをとり、パーカッションが一定のリズムを刻むだけのありきたりなフォームから、一歩前進したセッションが少しだけでも出来たと思ったんだ。

 マスター、メグミさん、本当にありがとうございました。



 ところで、いつものシメの Neil Young 'Rockin' In The Free World' を演らないステージ......その前の Bob Dylan 'All Along The Watchtower' で5弦が切れちゃって、ジ・エンド......

 「今日は、ニセWizardさんも来てないし、まぁ、いいんじゃないですか。」と、とんがりマスター......

 兎に角、色んな意味で波乱の多い夜だった。



 セット・リストは ここ です。

「アコギ・フリー・ライヴ Vol. 34」

2009-04-26 (Sun) | 16:42

 今回は色々とトラブル発生で......



 そもそもまず、エフェクト・ボードを持って来るのを忘れてしまったのが始まりだった。

 やっぱりいつもと違う出音なので、相当に演奏し辛かったというのが本音だ。

 何だかパサパサした薄い感じの音に聴こえちゃって......自分の音に反応して次の演奏が展開していくタイプなので、なんだか入り込めない感じがして、寧ろ、その薄い音を補うような演奏上の工夫の方に気を取られてしまった。

 勿論、これは100%、忘れて来た僕の責任。

 後でマスターに聞いた話だけれども、PAの方も、それとは別に色々と難しい状況下で動かれていたとの事で、その状況下、こちらのミスによる、いつもと違うセッティングの音に合わせて、出来る限り音を作って頂いたご配慮には感謝しています。



 次に、しょっぱなの 'Southern Man' の時、なぜか違う曲の歌詞を開いたまま演奏を始めちゃって......まぁ、大体の歌詞は頭に入っていたので、それ程デタラメは唄ってはないけど......



 その次のオリジナル 'Love Song' の時には、ハープを "D" に変えなくちゃいけなかったのに、これも忘れてしまってて......

 結局、後半の長いフリー・フォームの「一人セッション」パートは、ハープが使えなくて、何とかギターのインプロヴィゼーションのみで乗り切るハメに......



 色々とトラブルが発生した大元は、実はそれ程体調が良くなかったって部分が大きい。

 ちょっと前にも書いてたように......蓄膿症でかなり苦しかったんだ。

 だから、表向きはかなり明るく振舞ってたけど、本当は、結構きつかった。



 "Southern Man" はもう、いつ演っても、いい意味で安定している感じで、取り敢えず "This is Wizard" ってのを見せるのには、ハードなギター・カッティングといい、長いハープ・ソロといい、キーの高い、張り詰めたボーカルといい、いいサンプルなんだと思っている。



 今回は、久し振りに、'Tonight's The Night' を演奏してみた。

 途中に、Creedence Clearwater Revival の 'Born On The Bayou' を挟んだのが新機軸だったんだけど、全編に渡って、唄っていないところは完全なるフリー・インプロヴィゼーション(= その場限りのデッチアゲとも言えるが......)だったので、演ってる本人もいつ唄に戻るのか、いつ演奏が終わるのかもわからないまま演奏していたわけだ。

 もう少し、計算されたパートや構成も適度に混ぜつつ、全体的にはフリーで演奏出来るようになれば、もっとよくなるのかもしれない。



 今回の隠しテーマは、おおまかに言って、いい意味でほんの気持ち程度、力を抜いて演奏してみる事を試してみようって事だったんだけど......やっぱり演奏している時の気持ちとの折り合いが難しいね。

 力を抜くっていうのは、もう少し、安定したギター・プレイやボーカルのピッチを獲得したかったが故の作戦だったわけだけど、やっぱり、その比重が大きくなっちゃうと、僕が僕じゃないような「腑抜けたソウルのない演奏」になってしまうリスクも抱えているわけで......



 メグミさん、僕の前座だなんて......困っちゃうよ。

 いつもながらの殺人的プレイ......特に、最後のフリー演奏はグッときちゃったなぁ。

 勿論、みんな、メグミさんのハープはうまいって思っているのは間違いないけど、「どれ程に"本物の臭い"がプンプンしているような凄みがあるのか?」って事までは理解出来てないところに、聴く側にまわった時の、僕のもどかしさがあったりする。

 あれ、みんなから自然にストンプ(足踏み)が出てきても不思議のない演奏のはずなんだけど......



 ギター・フォクス君は、なかなかしっかりした努力が見えてくるような演奏だったなぁ。

 熱心に音楽に打ち込む姿を見ていると、応援したくなっちゃう。

 もう少し、曲に「見せ球」を入れ込めるようになると、より映えた曲になるんだろうなぁって思った。

 がんばって下さい。



 体調が悪いのを忘れるのに、姉さん、彼女、楽しい会話、助かりました。

 ありがとう。



 セット・リストは ここ です。

充電完了

2009-04-23 (Thu) | 23:26

 さて、ザボン・ケーキでモチベーション・アップも計れた事だし......

 明後日のライヴ、こいつ(↓)で充電完了だ。



Neil Young & Crazy Horse - 'Cinnamon Girl'

(携帯の方は ここ)



 例の如く......一番デカい音出します。

 よろしく。

毎月、毎度の事だけど、

2009-04-16 (Thu) | 22:37

 次のライヴまで1週間余り......前回からの1ヶ月が、こんなに早く感じたのは初めてだ。

 確かに、このところ多忙ではあったんだけど......



 正直なところ、今現在、何だか演奏のモチベーションが上がらないままだ。

 一番は、体調的な部分だ。

 先日からの風邪の延長線で、この数年鳴りを潜めていた蓄膿症が、一気に悪化してしまって、数分おきに鼻をかまないといけない位、酷い状況だ。

 仕事で、お客さんと商談をしていたりすると、それはもう、辛くて辛くてしようがない。

 元々、人様に聴いて欲しいという感覚はそれ程強くなく、寧ろ、聴きたいと思って頂ける方がいるとか、演奏する事で何かのお役に立てるのならとか、そういった人間関係的な部分に感じて演ってる向きなので、そもそも、モチベーションが上がりにくい「体質」ではあるし、逆に、首根っこを捕まえて、他人に嫌な思いをさせてまで、演奏なんかしたくない性質なので、始末に負えない。

 でも、曲りなりも人様に演奏を聴いて頂く以上、2〜3人のお客さんを前に、ライヴ・ハウスで演奏するアマチュアも、30,000人のオーディエンスを前に、スタジアムで演奏するプロフェッショナルも、その音への情熱と感謝の気持ちには、微塵の差異も存在してはいけないと固く思って演ってきた。

 毎月、毎度の事だけど、また、その気持ちを起こして、なんとかがんばってみます。

 よろしく。

スペシャリスト

2009-04-01 (Wed) | 23:14

 正直に言うと、最近、自分のボーカルが辛い。

 凄く「ヘタ」な部類だとは思っていたが、想像以上に「ヘタ」な気がしてきてしようがない。

 元々、ボーカリストなどとは思ってもいないのは当然だが、一人でステージを努めさせて頂いている以上、唄わないわけにもいかない。

 かと言って、インストで、ナンヤラコータローみたいな、ウィンダム・ヒルくずれのマネ事をする程、オリジナリティを脇に追いやる勇気も割り切りもなければ、「ウデ」もない。(もっとも、そうなる位なら、ライヴはしないけど......)



 やたら吠えまくるだけの「醜い」ボーカル程、始末に負えないものもないと思う。

 これが、「ソウル」にこだわった「ド素人」の「成れの果て」なのか?

 もはやそれは、「ソウル」などと言う高尚、且つ、崇高な芸術とは程遠い、「自己満足の極北」とでも言うべきシロモノなのかもしれない。



 考えてみれば、ボーカルやハープは言うに及ばず、ギターですら「スペシャリスト」と自称するには、かなりの気恥ずかしさが伴う。

 じゃ、一体何の「スペシャリスト」なのかね?

 まぁ、せいぜい、「ケーキを食べて太るスペシャリスト」とでも言っておこうか?

「アコギ・フリー・ライヴ Vol. 33」

2009-03-29 (Sun) | 19:15

 凄く疲れちゃった、今回は特に......

 自分で言うのも何だけど、長すぎた。

 最初の2曲が気合入り過ぎちゃって、残り3曲がバテバテでした。



 スタートは、ハープ@メグミさんとの誕生日セッションって事で、ここ でも書いていた、Screamin' Jay Hawkins の 'I Put A Spell On You' を演奏......

 僕の方は、いつも通り、気の赴くまま、徹底的にハードに演ればよかっただけだけど、合わせたメグミさんの方が大変だったと思う。

 でも、楽しかったなぁ。

 本当にありがとうございました。(それにしても、メグミさんの後で、トンチンカンなハープを吹くっていうのは、ここ に書いた A-Trains さんの時と同じで、どのツラ下げてって感じだったなぁ。)



 自分的には、初っ端から「ソウル全開」って感じで、手応えのある演奏だったと思う。

 が、これが後のバテバテの伏線になっちゃった......

 1曲目のハードな演奏に、暖かい拍手を頂いたので、本当は2曲目にクール・ダウンの為のピアノ演奏を演る予定だったのを、急遽、間髪入れず追討ちをかけるように、3曲目の予定だった「長尺一人セッション」系のハードなヤツに変更......

 これがテンション上がっちゃってて、多分10数分位演ってたんじゃないかな?

 今迄の長尺物の中でもかなり出来が良かったと思う。

 でもここまで......

 あとのピアノ曲は、サスティン・ペダル踏んでる右足がガクガク痙攣しちゃうし、いつもなら見せ場になるべき 'Down By The River' もあっさりした演奏で不発気味......



 収穫は、初演奏の 'I Put A Spell On You' に手応えがあった事と、オリジナルの新曲 'Dressed In Blue' にも目途が立った事かな。(この新曲、かなり The Who のイディオムで書かれた、久しぶりにハードなオリジナル曲だ。)



 へへへへへ......ケーキ頂いちゃったよ......

 嬉しい、嬉しい、嬉しい、至福の時間だったなぁ、ステージ降りた後......

 りっちゃん曰く、「この為にがんばったんだから......」

 そう、その通り。

 でも、あのケーキが、アップル・シナモン・レーズン・ケーキに格上げされるんなら、どんなにバテバテになっても、絶対あと1時間位は演奏出来てたはずだ。

 演ってみせる!!

 だって、モチベーションが違うだろう??

 ありがとう。



 あと、マスター、凄くお疲れのところ、事前セッティングして頂き、ありがとうございました。



 セット・リストは ここ です。

教えて欲しいものだ。

2009-03-03 (Tue) | 21:13

 最近、ステージに上がる度に思う事がある。

 「お客さんは何を以って、感動するんだろう?」って......

 正直言って、見る側になった時、余程じゃないと感動するよりも、分析モードに入っている事が多い自分としては、「自分の感動」と「世間一般的感動」のズレが、よく把握出来ずにいる。

 有体に言えば、「ウケる公式」というものが、てんでわからないんだ。

 もっとも、「ウケ」たいとも思っていない自分がいるのも事実だけど......

 何となく結果論として、精一杯演奏すれば、多少の出来不出来のムラに拘わらず、一部の方々からはお褒め頂けるというのは分かってきた。

 でもそこまでしか分からない。

 ニコっとでもすれば、いいのかね?

 よく分からない。

 教えて欲しいものだ。


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