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コインが転がる庭

2009-10-23 (Fri) | 20:22

 人呼んで......僕は「看板犬」。

 一吠えすれば、喜んでコインを投げ入れてくれる人も少しだけいるんだ。

 勿論、そのコイン投げ入れられるのは、大切な、大切なご主人様の庭。

 そしてそれが僕の幸せ。



 でも最近......僕の毛並みが黒く変わってからというもの、ご主人様は家の中から出てこないんだ。

 一生懸命、シッポを振ってはみるんだけれど......



 「忠犬」ってのは、白いのが相場......って事は知ってるよ。

 そりゃ、かわいくもないのは僕のせいだもの。

 ご主人様の気持ちもわからなくもないさ。



 一吠えしたくて、シッポを振り続けてきたんじゃないんだ。

 ご主人様が好きだからなのに......

 そして、誰もいなくなった庭に、転がったままのコイン......

 持ち主のいないコインにシッポを振り続けるのは......とっても辛い。

 でも、それが「看板犬」の役目。



 そこいら中に、腐る程白い犬はいるって事はよく知ってるんだ。

 「看板犬」を引き受けるご主人様好みの「忠犬」の代わりなんて、いくらでもいるって事。

 でも......ご主人様の代わりなんて、何処にもいやしない。



 だから、「可愛くない黒犬」と馬鹿にされようとも、敢えて生き恥をさらそうとも、僕にはシッポを振り続ける事しかないんだ。

 一吠えで稼いだコインが転がる庭でずっと......



 ごめんなさい。

 言葉を知らない無知な犬の腹芸なんて、ご主人様にとって何の価値もないのにね。

2009-10-10 (Sat) | 22:53

 今夕、久し振りに美しい有明海の日没(↓)を見る事が出来た。


有明海の日没


 よく見て頂ければ、写真中央に、漁を終え、海から港へと帰っていく船が写っているのがお分かりだと思う。



 こんな風景をじっと眺めていると......僕は、「狂ったミュージシャン」でもなければ、「冷たいスープを飲み干す罪人」でもなく、「諜報活動に明け暮れる無能なセールス・マン」でもなければ、「つまらぬ三流ブロガー」でもない......ただただ、この海の近くで生活し、一歩も外の世界を知らないままでも十分幸せな、心優しき少年にでも生まれ変わりたいと思ってしまう。

 そう思う位......あらゆる意味において、冬は近づきつつある。

「グレー」

2009-10-08 (Thu) | 22:36

 一度「黒」になったものは、決して「白」には戻れない......どこまで行っても「限りなく白に近いグレー」になるのみ......と以前、とある高尚な僧侶の説教を拝聴した事がある。

 そこには、色々な解釈が成り立つという意味で、極めて含蓄のある言葉であるわけだけど......

 例えば、一度前科が付くと一生前科者であるとか、一度失った信用は二度と取り戻せないであるとか、一度金融機関のブラックリストに載ると、何処も貸付してくれないであるとか、一度手形のジャンプを他社にお願いすると、何処もその会社の手形決済を警戒するであるとか......



 もし、あなた自身がそのような立場になった時......あなたはどうしますか?



 冷えたスープ......いくら飲み干しても、「あの味」が思い出せない僕......

 それもそのはず......

 「あの味」を記憶から消し去ったのは僕自身......

 他人に「あの味」を求めるのは、お門違いにも程がある。

 でも......ニッコリとまではいかないけど、黙って冷えたスープをオカワリし続けるのにも、それ相応の勇気がいるって事は分かって欲しい。

 くだらない戯言だと笑い飛ばされてもいい。

 その程度の「グレー」な生き方には、「グレー」な佇まいがよく似合っているのは分かっている。

 けれども......ただの「グレー」じゃないよ。

 「限りなく白に近いグレー」になれるものなら......冷たいスープにも耐えられるってものだ。

Criminal Must Fade Away

2009-09-11 (Fri) | 20:43

 ブログを停止して1ヶ月......

 色々な方に、メール・TEL等でお声を掛けて頂き、恐縮しています。

 取り敢えず、現在の心境なりとも書かなくては......と思い、PCの前に座っています。



 武士が刀を置く時......作家が筆を置く時......ミュージシャンがギターを置く時......そして、魔法使いが杖を置く時......そこにはただの罪人の姿があるのみ......

 罪人であるのは、そう、100%自分であるのだから......決して「白」には成れない「灰色」な人間であるには違いないけれど、それでも......同じ罪人なら、せめて「良識ある」罪人になりたい。

 故に、誰に言われるでもなく、進んで自ら、自分自身に判決を言い渡した-----転移した悪性腫瘍を「完全」に除去する確実、且つ、最高の手段は......肉体の全てを消滅させる事------それが僕の判決だ。



 何としても、愛すべきもの、大切にしたいものを、この汚れきったスモッグのような偽善から遠ざけなければ......という気持ちには、以前同様、一点の曇りもない。



 ソウルはもうここにはないのかもしれない。

 まるでその意義を失ったと同時に、死んでしまったかのようだ。

 そして強く思う-----人に嫌な思いをさせてまで成立させるような音楽なんて認めたくもない。

 「芸術の為にドラッグをやった」などと、ふんぞりかえって罪を正当化する厚顔無知な素人ミュージシャン同様、自分の悪事をごまかし、言い訳をし、挙句の果て、ヘラヘラして、なし崩し的に居座るような手合いになる位なら、音なんて出したくもないし、仮に、出しても、そんな音に共感する人なんていやしないと思う。

 そして、そんな音をだしてるのが自分自身なら......喜んで自ら判決を受け入れよう。



 罪人は、消え去るべきだ。

 そして......杖を置くべき時が来たような気がする。

 物凄く辛いし、迷い続けているけど......



 それでも......ありがとうの気持ちに嘘はない。

Hypocrite

2009-08-10 (Mon) | 20:37

 偽善者になってしまった。

 勿論、そんなつもりはなかった......っていうのが更に重症だ。

 白い頭髪に、白い髭の大馬鹿者にご注意を......

 こいつは......他人に気遣えないくせに、さも気遣っているようなふりをする偽善者だよ。

What's Happening?

2009-07-28 (Tue) | 05:36

 何だかとてつもなく疲れちゃった。

 全てと関わりたくない気分......

 そして、初めてこのブログを書き続ける事を苦痛に感じてしまっている自分がいる。



 暫し休ませて欲しい。

 倫理と精神の狭間で、肉体を維持するだけで精一杯な状態になると、音楽や親しい人々ですら、自己否定の命題を負った必須科目のような気がしてきてしまう。

 大好きな甘い物ですら、人生に媚びた堕落の道程に成り果てたような気がしてきてしまう。



 What's Happening?

ファインダーの向こう側とこちら側

2009-07-22 (Wed) | 23:46

 海面から立ち上る雨......瞳に映り込む度に頬を流れ落ちて行く。

 乾いた出来たその痕に、君の摂理は、田舎道で大の字に寝そべった夢想家の面影を見て取れるだろうか?



 顔を洗っても、洗い落とせたのは、僕の老人のような表情......

 必ずしも、ファインダーの向こう側とこちら側がイクオールになるとは限らないのが、人生ってものだよ。

 それでも......イクオールにしようと、空気に沈んだ鉛のインクを緑の炎であぶってみる。

 すがるような面持ちは、誰からも愛されていたであろう、母親の中にいた頃に学習した本能のようなものだ。



 僕の音なんて、答えなんかじゃない。

 何故って?------君が美しい程、僕は美しくはないから......

 でも......美しくもない世界の、美しくもない瞬間の、美しくもない美しさの中にこそ、美しい音はあるっていうのに......



 結局のところ......必ずしも、ファインダーの向こう側とこちら側がイクオールになるとは限らないのが、人生ってものだよ

「好きになるメカニズム」 / 「嫌いになるメカニズム」

2009-07-17 (Fri) | 23:24

 君が言う程、どんな色でも好きだというわけじゃない。

 本当にそう思っているとしたら......それは大きな間違いだよ。




 甘い色、酸っぱい色、暖かい色、冷たい色......

 色を語るのに、必ずしも「特定の色の名前」を挙げる必要はないと思う。

 大事なのは、「それがどんな色なのか?」 じゃなく、「どこからやって来た色なのか」? っていう事...... 



 だから......今、「そこ」にある色が、僕が好きな色だって事だよ。

 そして、君がいつも「そこ」にいる以上、僕がどんな色でも好きなんだと思い続ける事だろう。

 その「好きになるメカニズム」を知らない限り......



 好きになる色を挙げれば挙げる程、僕は可笑しなヤツだと笑われる。

 笑われれば笑われる程、僕の羅針盤は別の方角を指し示そうとする。

 どんな色も嫌いだって言えたら、どんなにか楽な事だろう?

 でも......色のない世界には、音も必要ない。

 そして......生きる術が「嫌いになるメカニズム」を中心に回り始めてしまいそうだ。

 どんなに99人の人が、君に微笑みかけようとも......

一粒の音符

2009-07-07 (Tue) | 00:10

 ささやかに、動脈に込められた言葉......冷たい静脈の中、フェード・アウトしていく。

 冷たい静脈には、冷たい微笑み......



 まるで1ドルを1万円と等価交換でもさせられているかのような、切ない空間......

 その1万円にありったけの時間を注ぎ込んでも、1ドル分の言葉さえしぶる君......



 限られた雲の隙間に、一粒の音符を置いたところで、一体何のメロデイになる?

 休符だらけの世界で、ただただ、スープの湯気だけが僕に語りかけてくる。



 そこは、君達の家......もう雲の隙間を見出せない以上、そのスコアに書き込める心は......残念ながら、今の僕にはない。

 それとて、君が言ったように......僕が間違っていたからだろう?

白い鏡

2009-07-04 (Sat) | 21:29

 沢山のインクが座り込んでいる白い鏡......

 座り込んで欲しいと言ったのは君、座らせたのは僕......

 でも......座ってしまったら最後、君と僕に話し合う口実はない。



 その白い鏡に、他人の衣装を着込んだ僕を座らせてみた。

 甘いキャンペーンに交差するインクは、まるで小惑星のミーティングの如く、囁き声さえ聴こえてこない......

 そう、囁く事すら恥ずかしい程、泳ぎが苦手な僕......



 一体、何の為にここにいるんだろう?

 自分を証明してみせるには......余りに答えを知りすぎた。

 だから......座ってしまったら最後......

控え目に言っても......

2009-07-01 (Wed) | 20:54

 部屋の空気が淀み始める。

 そこには、楽しい会話と笑顔が充満しているにも拘わらず......

 だから......淀んでいるのは空気なんかじゃない。

 僕が淀んでいる。



 善人ぶって、寸分違わずに「血の赤」を描いておきながら、「情熱の赤」などと、素知らぬ顔で説明している僕......

 他所の土地から流れてきた光化学スモッグのような傍迷惑な偽善を、「空が泣いている」などと言い張っている僕......

 自分は微笑みたい気分の時にだけ微笑み、他人には、常に微笑みを強要している僕......



 他人の持ち物で生き永らえているに過ぎないのに、偽善という名の押し付けをばら蒔く戦争犯罪人......

 まるでそんな、「淀んだ二酸化炭素」を吐き出し、誠意ある人達を「危機的温暖化」に巻き込むロクデナシの心......



 控え目に言っても......僕にあるのは......そんなもの、「思いやり」でも「ソウル」でも何でもない。

 多分、君が「教えて」くれたように......

メスの蝉

2009-06-30 (Tue) | 21:09

 随分と昔の話......4〜5才の頃の事-----まだ九州にきて間もない頃だったと思う。



 通い始めた幼稚園で、2対1(僕が1の方だ。)の大喧嘩をした挙句、ジャングルジムの上から落とされて、左足を骨折......長く入院していた事がある。

 喧嘩の発端は......とあるいじめられっ子がいて、2人の男の子がその子をいじめていたんだ。

 そのいじめ方が、もの凄く気に障っちゃって、喧嘩を始めたって感じの経緯で......

 で、結局、僕を袋叩きにした2人も、そのいじめられっ子も、どいつもこいつも、病院に見舞いには来なかった。



 あの時の感情-----「自分かわいさに、好き勝手しやがって......ふざけるな......」-----ってのを、未だに感じ続けている。

 自分程、自分自身を大嫌いな人間もそうはいないと思ってきたけど、そんな、「自分の欲求にのみ忠実に行動」する連中を見ていると、自分と同じ位ヘドが出る思いでいっぱいだ。



 音なんて出さなきゃよかった......静かにしていたら、こんな思いもせずにすんだであろうに......

 でも......その音のおかげで、「剥けば剥く程青々と変化していく甘いキャベツ」のような、「歩幅と笑顔が釣り合った」人々と知り合う事も出来たんだ。



 僕は生まれ変わるのなら、メスの蝉にでもなってみたい。

 何千年も生き続けてきた大木の枝にひっそりと留まり、その「何千年分の誠意と良識」に囲まれ、無言のまま、一生を終えてみたいものだ。

ルール

2009-06-22 (Mon) | 20:45

 水車が回る、とてもゆっくりと......

 君が見ていると......とてもゆっくりと回る。

 流れ込む「赤い水」の半分だけを「青い水」に変えて吐き出しながら......

 だからいつも、「赤い水」を抱きかかえたまま回っている。

 たった1°の角度が回るだけで、「人生は何て素晴らしいんだろう?」なんて考えている。

 でも、一度に720°も回るほど、僕の水車は器用な性質じゃない。

 だから......すれすれのところでルールは守っている。

2009-06-09 (Tue) | 23:16

 ああ、ちっぽけなカレンダーをめくる僕には、その素晴らしさを語るだけの勇気は持ち合わせていない。

 でも、もっともっとちっぽけなカレンダーを、端からめくりもしない人達が、君の前に出た途端、君の身長の何倍もありそうな美辞麗句を積み上げていく。



 その同じ笑顔に隠された、「宇宙ゴミ」にも似た差異を感じる僕の感性を、僕自身は信じていていいのだろうか?

 何の事はない。

 本当に信じるに足る行いをしていれば、本当に信じられるに足る人だと思ってもらえるだけの事......

 そこに、上辺だけの楽しさや、一時だけの興奮なんて必要ない。 



 君の白い壁に紛れ込めるのは、僕の白いピン......

 その白いピンに留められた白いポスターが、白さの意味を物語る。

 白い循環に込められた、白い回顧録と、白い天気予報図......

 美しい魂の掛け算ほど、白いものはないと思う。

「普段の顔」

2009-06-03 (Wed) | 00:04

 今更ながら、「人の信頼性」というのは大切な事だ。

 何を以って「信頼」していると言うのかは、なかなか難しいんだけど......



 僕は、なるべくその人の「普段の顔」を見るように心掛けている。

 例えば、商売事で言うならば、あるお客さんが何かの商品を買おうと決心し、3社位、見積を取ったとしよう。

 余程のバカじゃない限り、そのお客さんは商品を買おうとしているのだから、どの会社の営業マンも、「いい事」ばっかり言うはずだ。

 ろくにサービス体制もないのにも拘わらず、「我が社はサービスがモットーです。」と言ってみたり、「貴社だからこそ、ここまでの条件提示をさせて頂いてます。」と言ってみたり......

 つまり、いざ戦争の真っ只中になると、その人の本性は見え辛いという事だ。

 仮に、その内の1社の営業マンだけは、そんな見積依頼が発生する前から、用もないのに定期的に顔出ししていたとしたら、そのお客さんはどう思うだろうか?

 見積依頼の時点で、お客さんの中では既に、勝負はついている事だろう。

 あとは、適正価格の「証拠固め」として、他の2社から見積をとるだけの話で、仮に、他2社の方が安かったとしても、その価格を開示して、件の営業マンから商品を買う事だろう。

 「普段の顔」を見るというのは、そういう意味だ。



 だから、「普段の顔」を見て信頼出来ると思った人と、思えなかった人では、まったく同じ失敗をしても、180度違った評価を得る事になる。

 一方は、土台が「信頼」で結びついているわけだから、「人間100%完璧な人はいないのだから、多少の失敗は致し方ない」という具合に、あくまでも「枝葉の問題」なのに対して、元々土台が「信頼」出来ない人だと、「一事が万事、やっぱり何をやってもダメだな、この人」となってしまう。



 最近の若い連中にも、その手合いをよく見掛ける。

 他人に物を頼んでおいて、キャンセルの連絡も入れない大バカ野郎とか、大切なものに対して、口の割には命も賭けられないし、才能もなければ努力もしない、出た所勝負の人生を「流す」腰抜け野郎のような連中だ。



 黙って汗をかき、精一杯やってれば、見ている人は見ている。

 そうやって他人を見れないヤツが、他人からもそう見られないだけの話だ。



 いい年して、少しは学べよ......そこのあんただよ。

避暑地に鳴る雷

2009-05-27 (Wed) | 23:18

 避暑地に鳴る雷......僕のソウルが逆立っていく......



 どうして僕は、いつも仕上げかけの絵しか見せられないんだろう? 

 その微笑む唇のカーヴを書き込む前の無愛想な表情は、決して答えなんかじゃない。

 答えじゃないから、僕は......繋がりあわない幾つもの「見せ掛け」の事実から遠ざかろうとする。



 君のいる避暑地に雨を降らせようとした。

 全ての雨粒を使って、少しずつ、少しずつ、そのカーヴを描きこもうとしたのに......

 何故僕は、雷を鳴らしてしまったんだろう?



 ああ、うつむく僕に、君がどの方向を向いて微笑んでいたのかなんて答えようもないけど......

 だけど、僕が心から言いたい事は......いずれにしても、君は微笑んでくれていたって事......

 それがわかるからこそ......僕のソウルが逆立っていく......



 僕の「書く音」を聴き止めて欲しいけど......君の避暑地に辿り着くにはあまりに、僕のコートは重すぎるようだ。

ニッコリとしておこう......

2009-05-18 (Mon) | 02:05

 また今晩も眠れない。

 まるで幽体離脱でもしたかの如く、ベッドに横たわる体とは別に、心は、深い人生の闇とでも言うべき「精神の深海」を漂っているような感覚......

 こういう時は、心配事だとか、悩みだとか、後悔だとか、そういうネガティヴな事しか浮かんでこないものだ。

 逆に問いたい-----今の僕に、楽しい事なんてあるんだろうか?

 過っては、楽しかったり、ワクワクしたり、ドキドキしたりした事が、今現在もそうであるとは限らない。

 でも全ては、要領の悪い、ドン臭い僕自身に原因はあって、他人じゃないと思いたい。

 いつもそうだった。

 そういう風に思い込むところから、「何気ない平常の顔をした自分」に見せるスタート・ラインに立ってきたじゃないか?

 ニッコリとしておこう......大切な人達の為に......

迂回路

2009-05-14 (Thu) | 23:17

 迂回路を探している。

 人に嫌な思いをさせない迂回路を......

 でも、救いを求めてお布施に行きたい場所は、その迂回路の途中にある。

 だから......どのみち迂回出来そうにもない......

 僕には出来そうにもない......何度もやろうとしたけど......

 「分ってもらいたい」心根が、「分ってあげたい」態度より上回っていると、言わなくても感じてもらうには、あまりに僕は野暮ったい。

 姿は隠して、寄付金だけを置いていく、匿名の善人にでもなれたらいいのに......

 それが今、「ありがとう」の一番いい伝え方なのだと思う。

 そうしたら、そちらのあなたにも、あちらの君にも、みんなに喜んでもらえる事になる。 

銀河の摂理

2009-05-14 (Thu) | 20:29

 そこに空が......色んな表情を持った空がある。

 美しい瞳をした花には、澄んだ青い表情が喜ばれる......誰だってそれ位はわかっている。



 でも、どうしても青くなれない時はどうする?

 その真下で、もっと真近にその匂いを嗅ぎ、その美しさを鑑賞する「隣人」がいる時......

 そして、そこには端から空なんて存在していないものだと思われている時......

 しかし、この複雑な銀河の摂理に従えば......そこに空はあるものだ。



 青くなれない時、そして、それでもそこに存在しなくちゃいけない時......そんな時、それならせめて、花が生きていく糧-----雨を降らせたいと思った。

 でも、雨模様を続ければ続ける程、花は萎れて行く......

 もし、その花が望むのなら、直接、宇宙空間の元で花開いてもいい。

 そう、空なんて消えてしまえばいい。

 消え去ってしまえば......そこには誰もが望む、星が輝き、音がない世界が待っている。

 そしてもう、その空は雷を「鳴らす」チャンスも与えられなくなってしまったようだ。



 花が美しく咲き、華やぐ季節に、迷惑な雨模様......

 ありがとう、でも......それが引き立つ空間にあって初めて、花は美しいものだよ。

眠れない。

2009-05-14 (Thu) | 01:55

 眠れない。

 明日も、例の工事と平行して、打ち合わせが色々と大変なのに......

 じっと体は横たえていても、心の中は何も楽しい事が思い浮かばないまま、苦しい事ばかりが次々と頭をよぎり、時間ばかりが過ぎて行く。

 上辺だけの作り笑いも、望まれもしない会話も、好きな食べ物や飲み物、そして音楽でさえ、この「凍えるような初夏の夢うつつ」に、何の説得力も持っていない。


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