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Birthday Gift For Me

2015-04-14 (Tue) | 23:15

 この処また仕事が忙しくなってきたので、少し前の事を書く事になっちゃうけど........

 50歳の誕生日の前日=3月10日に僕にしてみれば随分ビッグなお誕生日プレゼントを手にしたんだ。

 それは........これ(↓)だったんだ。


Crosby, Stills & Nash 2015 Tour Poster
Crosby, Stills & Nash 2015 Tour Poster


 そう、彼の有名なクロスビー、スティルス&ナッシュの福岡公演に行って来たんだ。

 場所は幸いな事に福岡サンパレス-----ポール・マッカートニーのコンサートでドーム公演の音の酷さにコリゴリした-----だったので"それなり"の音で楽しめたんだ。




 開演前に色々な音楽-----ジョージ・ハリソンの曲やフォーク系等-----が流される中、それがビートルズの 'A Day In The Life' に代わり、その最後のオーケストラの壮大な クレッシェンドの後、3台のピアノでレコーディングされたという例のエンディングのいつまでも続くようなコードの終了と共にCSNの3人と5人からなるバックアップ・バンドが登場。

 この時点で昨今のCSNをフォローしてなかった方々は内心ビックリしたハズだ。

 何故かって?-----それはスティルスの激太り状態。

 僕はある程度知っていたからさほど驚きはしなかったが、それでも"あの"クロスビーを通り越し異常な太り具合。

 それにしても、ペダル・エフェクトを踏むのに自分のデップリとした腹が視界を邪魔して踏み辛いなんていう光景を何度も見せられると、自分自身も所謂「職業上の悪夢」(僕はプロでもないので、ちと正確ではないが似た様なモノだ)を考えさせられてしまい、過度の肥満に注意しなくちゃって思ってしまった。

 因みに、ドラムス×1人、ベース×1人、オルガン×1人、ギター×1人-----事前の情報通りピーター・バラカン氏の弟さん=ミック・バラカン氏(現在はショーン・フォンテインと名乗っている)-----、キーボード×1人-----ほとんどの人が気付いてなかったようだけど、この人クロスビーの息子さん-----の計5人がバックアップ・バンドの内訳。

 主役の3人はと言うとスティルスはほとんどの曲でストラトキャスターを手にし、1~2曲位で「伝家の宝刀」=グレッチ ホワイト・ファルコンを使った程度。

 あと、今回のステージでのスティルスは第2部の最初の 'Helplessly Hoping' とディランのカヴァー 'Girl From The North Country' でしかアコースティック・ギター(マーチンのOOO型っぽいヤツ)は手にしていない。

 故に-----容易に想像出来る事だけど-----今回は 'Suite Judy Blue Eyes' は残念ながらナシ。


 さて、全体を思い出してみると印象に残ったのはクロスビーの圧倒的な好調さ。

 第2部の最初の方で演った新曲も実に素晴らしかった。

 ここ でも書いていた去年の素晴らしいソロ・アルバムのような絶好調は維持されている様子だし、一時期(70s終盤~80s初盤)の危ないどん底状態がウソのような感じ。

 それと対称的なのが、(これも各自のソロ・アルバムをきちんと追いかけてた僕のような熱心なファンは知っていた事だが)スティルスのボーカル・パフォーマンスの著しい衰え。

 大体、既に90s初めにはもうこんな状態だったものね。

 声が擦れて上手く発声出来ないし、それ故にピッチ(=音程)が甚だ危ない。

 そこら辺を考慮した上だろうが、かなりの曲でバックアップ・バンドのコーラス参加が見られた。

 又、端からコーラス・パート部でマイクに近づかない曲や'Wooden Ships' のようにスティルスのリード・ボーカル部をナッシュが取るケースもあったりした。

 が、反面、スティルスのリード・ギターは全盛時に時折見られたスケールから外れてしまうミス・トーンはまったく見られなくなり、実に安定したパフォーマンスだったように感じられたね。

 リード・ギターのトーンは基本ディストーション系が掛かった所謂「ブルース・ロック」的な音でね。

 ただ、全盛時のハンマリング・オンを多用しながら高く舞い上がるようなモノではなく、王道のブルース・ロック的なモノに変わっていた。

 クロスビーは 'Carry On' や 'Guinnevere' のようなイレギュラー・チューニングによる規則的なフィンガー・ピッキングを難なくこなしておりこの人のギター演奏技術の高さを再認識したよね。

 又、性格的にも「我が道を行く」的な処が随所に見られた。

 ナッシュはというと、昔と変わらない体型を維持し、この人が一番よく動いており、MCの大半をこなし、スポークス・マン的役割をしっかりこなしていたのが好感を持てた。

 クロスビーは例の如くボーカル専任時のプレーリー・ドッグのようなスタイルで仁王立ちするパターンを含めほぼ不動であり、スティルスは長いギター・ソロではステージ最前列までせり出て左右に動いてみせ、昔ながらのショーマンシップを発揮していた。

 バラカンさんの弟さんはさすが、カントリー・ロック・バンド(と言うか、ブリンズレイ・シュウォルツ的パヴ・ロック・バンド)でデビューした後、ウッドストックで名盤の宝庫と言われるヴァアズヴィル・レーヴェル周辺で活動した後スプリングスティーンのEストリート・バンドで活躍していただけあり、リード・ギターは全てスティルスがとる構成の中、実に手堅いバッキングをみせ、ギター系のほぼ全てはこの人が演っていたといて差し支えない感じ。

 オルガンの人は、バディー・ホリー命のホリーズ出身のナッシュが嬉しそうにホリーと同じテキサス州ラボック出身と紹介していた位、南部系の渋いオルガン(それもハモンド+レズリーだったはずだ)を要所要所で聞かせていた。


 で、当日のセットリストは他のブログで調べてみたらこんな(↓)感じ。(いちいちメモなんか取ってないよ。)



 [第一部]

  Carry On/Questions
  Chicago (この位置は東京では同じナッシュ作の Military Madness が演奏されていた)
  Long Time Gone
  Southern Cross
  Just A Song Before I Go
  Delta (このクロスビー曲では息子さんのピアノを大々的にフューチャーした素晴らしいボーカルに、この曲をリリースした当時の彼の惨状を思い出し、現在の復活ぶりに胸が熱くなってしまった)
  Don't Want Lies
  Marrakesh Express
  To The Last Whale: Critical Mass/Wind On The Water (ここでは当時の音源を流した上でボーカルをかぶせていた)
  Our House
  Deja Vu
  Bluebird

 [第二部]

  Helplessly Hoping
  Girl From The North Country
  Myself At Last (ナッシュ新曲)
  What Makes It So (クロスビー新曲)---ここから怒涛のクロスビー弾き語り劇場が3連発
  Somebody Home (クロスビー新曲)
  Guinnevere
  Treetop Flyer (これは知ってる人があまりいない様子だったけどブルージーなエレクトリック曲にアレンジされていた)
  Burning For The Buddha (ナッシュ新曲?)
  Almost Cut My Hair(ここからのエレクトリック3連発がハイライトだった)
  Wooden Ships
  Love The One You're With

 [アンコール]
  Teach your children


 こうやって振り返ってみると、クロスビーの 'Delta' の歌唱が素晴らしかったのと、やはり 'Almost Cut My Hair' での往年を彷彿させる熱唱には再び胸が熱くなったね。

 'Almost Cut My Hair' では、スティルスのリード・ギター専任に対し、原曲のスティルス+ニールのバッキングとオブリガードをたった一人で上手く再現していたバラカン弟さんの技術が光ったよね。

 あと、スティルスのソロ十八番の 'Treetop Flyer' を枯れたエレクトリック・ヴァージョンにした演奏が聴けて大満足。

 多分この曲、基本例の D-A-D-D-A-D のチューニングを使ったアコースティックの弾き語り曲だったのを今回は D-A-D-G-B-D のダブル・ドロップ・チューニングを使ったエレクトリック・ブルースにアレンジしていた様子。

 だって、ギター・ソロで全然1弦を使ってなかったモノ。

 このチューニングは僕も十八番だからよく分かる。

 で、事前の情報で予定されていたバッファロー・スプリングフィールドの 'For What It's Worth' が 'Love The One You're With' の前='Wooden Ships'の次に演奏されなかった為がっかりしていたんだよね。

 で後でよくよく調べてみれば、東京はジャクソン・ブラウンの飛び入りで別の1曲を演ってたから、その代わりで 'Treetop Flyer' が演奏された結果、同じスティルス曲の 'For What It's Worth' がカットされたという事の様子。


 ポールの時同様、携帯電話の持込制限等はなかったので撮影したステージの様子(↓)をアップしておこう。


'15.03.10 福岡サンパレスでのCSNコンサート-01


'15.03.10 福岡サンパレスでのCSNコンサート-02


 ところで、今回は下のチケット(↓)の通り、ステージがかなり近い9列目の席だったので、スティルスの運指まで見える好位置だったんだよね。

 ドーム公演のような豆粒のような姿とそれを顕微鏡で覗いたような不自然なスクリーンを交互に見るステージはやっぱり気に入らないね。


15-03-10 CSNコンサートチケット
チケット


 で、グッズ関係はこんなモノ(↓)を購入。


ツアーTシャツ
ツアーTシャツ


ツアー・パンフレット&ピックセット
ツアー・パンフレット&ピックセット


 ウーム、スティルスは指弾きでピックは使わないハズなのに........って今一つ腑に落ちない気もしなくみないげどなぁ~。

 僕が若い頃は次々とブルース・マンやソウル・シンガーが亡くなった時代だったわけだけど、そんな偉大なミュージシャン達に影響されて出て来たビートルズやストーンズ、ディラン、そしてCSNのような60s組のミュージシャン達も「今回が最後のチャンス」と思う事が多くなっちゃったよね。

 ただ、その件については東京や大阪の人達が羨ましい事しきりだよ。

 大体、福岡には僕が何がなんでも見に行きたいと思うようなミュージシャンが来る事はほとんど皆無な上、その手のミュージャンが来ても、ほぼ空席が目立つ状況な為、その時を見逃せば、もう福岡には来ないというケースが物凄く多いんだよね。

 
例えば、ブライアン・ウィルソンのペット・サウンズ再現ツアーが奇跡的に福岡で公演された時は幸運にも見に行けたけど、死ぬ程見たかったスマイル再現ツアーには福岡には来なかったんだ。

 で、今回のCSN福岡公演は、半分も席が埋まっていないような有様でね。

 もう彼らが生きている内には福岡には来ないだろうね。

 では、See You Later, Folks

コメント

ドキドキしながら書き込みしてます!

只今、私初体験中(笑)
こうやってコメントするの初めてなんですよ(≧∇≦)キャー♪

一種の告白みたいで照れますが…
Wizardさんの言葉の選び方好きだなって思いました。

素直な言葉って印象でストレートに言葉が溶けこんで来るというか☆
単純にすごいなとも思いました(´ェ`*)

私…もうずっと良い事なくて。。
自暴自棄までは行ってないんですけどほぼ近い状態で(汗)

だから思い切って連絡しました((●≧艸≦)
迷惑であればコメント即消してくださいね。

緊張しながらも楽しみにWizardさんからの連絡待ってますo(^◇^)o

No title

ウーム、何だかよく分からない不思議なコメントだ。
でも、こんな処にこそある種のストーリーを想像するきっかけがあるってものだ。
で、それが新たな曲を捻り出す原動力になるっていう事は過去の偉大なソングライター達が嫌という程語ってきた事だよね。
という意味でコメント有難うございます。

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