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マイルスを聴いてて思い浮かんだ事

2015-08-09 (Sun) | 20:07

 最近、マイルス・デイヴィスをよく聴き直しているんだ。

 それでつくづく思うのは-----マイルスっていう人は本当に「頭が良い」ミュージシャンだなぁ-----っていう事でね。

 常に自分のスタイルをキープしながら、様々な外的刺激をそのスタイルに最良な形で落とし込むだけの音楽的技術・力量・見識を死ぬまで持ち続けたっていうのは相当なモノだと思うんだ。

 ジャズの本質を一言で言うと「インプロヴィゼーション」という事になるけど、そこに構成美の世界観を持ち込み、常に最新型にアップデートしていった彼の功績は、その音楽的技術・力量・見識に基づいていた事を忘れてはいけないと思う。

 何を言いたいのかというと、最近の若いミュージシャン達の著しい勉強不足から覗くそんな音楽的技術・力量・見識への認識不在について憂いを憶えるっていう事。

 何だか、3~4つの単純な3和音やルート+5度(=所謂パワーコードというヤツ)といったハーモニー的な広がりを持たない(と言うか、知らない)コードを4の倍数小節(つまり、変拍子とは無縁である)繰り返す事で運動量を稼ぎ、結果、「ビールが旨い」という帰結を目的としているとしか思えないような音楽が多いと思えるんだよね。

 若い頃というのは、将来の音楽的発展に必要な「基礎体力」を付ける事を意識していないと、上記のような向上心とは無縁な事態を招く事になる。

 その点、マイルスっていうのは、"きちんと学理・理論を勉強した上"で技術を磨き、その上に成立してインプロヴァイズしているワケでね。

 故に、楽譜を読むのは当たり前、ピアノを弾くのも当たり前でね。

 全て自分の音楽的成長に命を掛けて取り組んだ証明みたいなものだよ。

 自分のパート(つまり、ギターやドラムス等)に固執していたら「見える景色も見えない」事になる。


 ここ柳川でも、幾許かの若いミュージシャンがいるけど、僕のように自分で学ぶのは相当な人生の賭け方をしないと難しいんだ。

 がんばって欲しいね、若い連中には......

 まかり間違っても、お互い「いいミュージシャンと言われたい」同士やその周辺にたむろする音楽を知らないお客やイベンターなんかとベタベタな「もたれ合い」の関係を近づけない方が良い。

 「凄くいい演奏でした」とか、「凄くいい歌でした」とか、「凄くいい曲でした」なんて言われて舞い上がっているのはダメ。

 そんな台詞を何処の誰が言っているのかが肝心。

 もっと言えば、そんな事言っている人の音楽的レベルを測れるだけの自分の実力を持つ事だね。

 そうすれば、大した事ない連中からヨイショされても気分が悪くなるだけっていうものだ。

 故に、大した事ない連中をヨイショする事もない。

 そんな一連の「お互いのヨイショ」の連鎖が音楽的発展にとって一番の悪だからね。


 マイルスのアルバムの事でも書こうかと思っていたけど........

 妙な方向に行っちゃったね。

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