FC2ブログ

スポンサーサイト

-------- (--) | --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

How To Start Recording

2015-10-10 (Sat) | 14:40

 今日もまたまたCubase Pro 8へのヴァージョン・アップに関連した各種設定とソフトのインストール作業に追われているんだけど........

 ちと疲れたのでこの辺で休憩がてらに記事を少し書こうと思ってね。


 ここでは僕の標準的レコーディング・スタイルに関して書いてみようと思う。

 まず基本的にレコーディングを始めるに当たって曲をそれなりの段階まで書きあげている事が重要でね。

 勿論、曲中パートのレピート回数や細かな部分が仕上がっていない事もあるけど基本的に曲のほぼ全てに近い処まで書けているという状態が僕のデフォルトだ。

 だって、レピート回数なんていうのはCubase上で後でどうにでもなるけど、ハーモニー(≒コード進行)や基本リズムを後で差し替えるのは大変になるもの。

 よって、昨今の「自称」ミュージシャンのようにリズムやコード進行の断片を1~2小節作ってそれを取り敢えず録ってからそれに適当に何かのフレーズやサンプルを乗せてエフェクトをこねくり回して"曲らしきモノ"を"デッチ上げる"ようなやり方はしない。

 ごく稀に、そんな風なサンプリング主体の曲をレコーディングしたくなった場合の時のみその手の手法を採る事はあるけどね。


 そうしてまずリズム・パートから録り始める事が多い。

 最近は僕が直接ドラムスを外で録る事はほぼゼロなわけなので、基本的にドラム音源ソフトを使ってプログラミングするんだ。

 この時昨今のドラム音源に付属している「駆け込み寺」機能の1つであるプログラミング済のドラム・パターンをそのまま貼り付けて使う事はまったくしない。

 あくまでも自分が叩いているフィーリングをプログラミングする。

 その基本ドラムの上に各種のパーカッションやフィルインのプログラミングやサンプルをレイヤーしていくのが次の工程なんだよね。

 この時点でベースを録るワケなんだけど、これは曲が求めているサウンドによってケース・バイ・ケースではあるけど、自分でフェンダー・ジャズベースをフラット・ピッキング(フィンガー・ピッキングは出来ない)して録るかシンセ・ベースをプログラミングして録るかのどちらかだ。

 その後、リズム・ギターやピアノ類といったコード担当のパートを録る。

 この辺りはギターなら全て手弾きだし、鍵盤類は手弾きとプログラミングが混在したりする。

 この時点でバッキング・トラックは完成しているわけなんだけど、僕の場合変わっているのはここでコーラス関係を録ってしまうという処だよね。

 つまり、カラオケにコーラスが乗った状態のトラックをモニターしながらリード・ボーカルやリード・ギター等のソロ関係を録ってレコーディング終了となるっていう事。

 リード・ギターやソロ関係はトラックが出来ていればどの時点で録っても可笑しくないわけなんだけど、普通、コーラスはリード・ボーカルが録られているのをモニターして録るモノだから僕の方法はちと変わっている。

 それは本来ボーカリストでもなんでもない僕にしてみると、ブライアン・ウィルソン並みの複雑なコーラス・パートを1人で重ねて構築するにはリード・ボーカルをモニターしていたらそれが難しくなるからなんだ。

 要は"つられて"しまうつていう事でね。


 ざっとこんな感じなんだけど、実の処、根本的にレコーディングの進行方法がもっと変わっているだよね。


 昨今のレコーディングの現場で使われているDAW(僕の場合はCUbase)のトラック割りを業界誌等で見る機会がよくあるわけなんだけど、最近は1曲で数10トラックやモノによっては100トラック以上使われているケースもあったりするのが普通でね。

 僕の感覚では、そんなおびただしい数のトラックを横一線に並べてせーのでミックスするなんていうのはとてもハードな作業であり、いくら時間があっても足らない位に複雑怪奇な膨大な作業と根気を伴うミックスになるはずなんだよね。

 そんなミックスは僕にはとても出来そうにもないし、また、そこに時間と根気を傾注するよりはもっといい曲を書いて演奏したいという気持ちの方が強いんだ。

 そこで、僕が採っている方法は、1つのプロジェクト(昔で言うならテープ)では8~10トラック程度しか録らないというやり方なんだ。

 つまり、その8~10トラック録った時点でそのトラック数での最終ミックスをしてしまうという事でね。

 大体の処、リズム関係とコード関係のみのミックスとなる事が多い。

 次に新しいプロジェクト(昔で言うとテープ)を立ち上げてそこにNo.1-2トラックに先程のミックスを取り込み、またそこから必要なモノを録って行き、ここでも8~10トラック程度になったらこの時点の最終ミックスをするという事。

 そんな1つのミックスを次のベースとして音を重ねた上でミックスし続ける方法が僕のデフォルトのレコーディング手順にワケだ。

 この方法だと、少ない音に集中してミックスが出来る上、デジタルならではの音質劣化ナシのまま、幾らでも好きなだけトラックを重ねていけるという事だね。

 但し、デメリットもある。

 そんな風に最終的な全部の音が出揃う前からある意味「仮ミックス」を作っては、その上に音を重ねて次の「仮ミックス」をするといった方式なわけだから、最終ミックスしてみたら、何かの音が聴こえなかったり、ドラムとベースの音域が被って音質がボワボワしているなんて事も起こり得るという事でね。

 つまり、相当に完成形が見えてないととんでもなく修正作業を重ねる事になりかねないといワケだ。

 僕はレコーディングを始める時点にはほぼ完全に仕上がったCDやレコードの音が聴こえている方なので、このやり方での修正はさほど多くなくて、メリットばかりのように感じる。


 ポピュラー・ミュージック史上のレコーディングに関して少しでも知識があれば、この僕の方式に聴き憶えがあるはずだよ。

 実は60s~70sに架けてよく採られた方法なんだよね。

 例えば、彼の有名なビートルズのサージェント・ペパーやビーチ・ボーイズのペット・サウンズやジミ・ヘンドリクスの多くの曲はこの方式で録られているんだ。

コメント

コメントの投稿

非公開コメント


Profile

Wizard

Author:Wizard

Massage Board

★Warehousefull Of Soul★

過去から最新のものまでに至る膨大なWizardのレコーディング・アーカイヴから その音源をありのまま ここ にアップ

★Live Information★

病気の後遺症の為、ソロ・ステージは引退させて頂きました。
Thanks, folks

★Wizard の本棚★


ブクログ
少しずつ整理整頓してみたいと思います。

E-Mail to Wizard

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。