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Be Real, Not Fake

2016-01-02 (Sat) | 17:36

 前にも書いたかもしれないけど、若い頃はよく「今日は70s前半のピート・タウンゼントの日」だとか、「1965年のレイ・デイヴィスの日」だとか、「1971年のスライ・ストーンの日」といった想定で曲を書く事をやっていた。

 そんな訓練によって、僕は様々なソングライティング技術のカードを蓄えてきたんだ。

 そうしているうちに、その日の訓練から少しズレたような"僕自身のクセ"のようなモノがそこに混ざってしまう事が出てきた。

 今となっては、その繰り返しが本当の意味での所謂"オリジナリティ"の最初の発露だったと思う。

 最近の連中は何かと言っては鬼の首でも獲ったように「パクリ」という言葉を乱用するよね。

 が、それは自分のミュージシャンシップを棚に上げた上での安易な批評である事に気が付くべきだね。

 死ぬ程音楽を聴いて、曲を書いてきた僕の経験から言うと、偉大なミュージシャンやプレイヤー、ソングライターになればなる程、数限りのない「パクリ」を繰り返してきていると思う。

 それはリスナーとしても同じだと思う。

 「パク」るのには、それ相応の技術と経験と見識が必要なものだ。

 そういったある意味の「真のミュージシャンシップ」を持たないまま「クサいパクリ」を垂れ流すっていう事は、単なる「窃盗」の世界に成り下がってしまう。

 だから、若い人には多くの音楽に耳を傾け、「自分の趣味」といった「狭い世界」に埋没する事を避けて欲しいね。

 そこには、「自分の趣味」とは根本的に違うある種の「絶対価値」を聴き分ける耳を持つ可能性が開けている。

 僕にだって自分の好み=「趣味」の音っていうのがある。

 でも、「自分の趣味」=「絶対的な価値を有する音楽」とは限らないよね。

 そこを分けて考えて、聴き分ける耳と見識を持てば、自分の好きな音楽をけなされても、「絶対価値」に照らし合わせてそれが正しいのか否かを自分が決定出来るワケだから、ちっとも腹も立たない。

 それを突き詰めて行くと、デューク・エリントンが言ったように、音楽には2種類の音楽=「いい音楽」と「良くない音楽」しかないっていう事が理解出来てくるんだと思う。

 それを僕流に言えば、「いい音楽」=Real(ホンモノ)と「良くない音楽」=Fake(ニセモノ)っていう事だ。

 さてさて、年頭に当たってテレビやラジオから、数えられない程多くのFakeとほんの僅かのRealが垂れ流されている。

 これが、戦後にGHQがやってたようなある種の「洗脳プログラム」だとしたら、それはかなり巧く運んだと言わなくてはならないね。

 だって、Fakeだらけじゃない、プロもアマも。


In New Orleans

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